『ノーカントリー』

監督 ジョエル&イーサン・コーエン
原題は「No country for Old men」
人がばたばた殺されていく、ひどく美しい映画。
どうしてこれほどに惹きつけられるのか。
ターミネーターみたいな殺し屋シガーがかっこいい。
頭がよすぎて誰もついて来られない。
彼独自の行動原理によって人は殺されていく。
事件を追うトミー・リー・ジョーンズ演じる保安官は「Old man」。
あまりに凄惨な、理屈の分からない殺人に対して自信を失っていく。
古い人間には新しい倫理がまるでわからない。
しかし戦わなければならない。
今の自分とダブる。
そこに惹きつけられるのか。
映像が美しい。
人は何人も死ぬが、乾きすぎている。
こういう映画を見ていなかったことはショック。
コーエン兄弟の映画をもっと見なければならない。