『本を遊ぶ 働くほど負ける時代の読書術』

小飼弾さんは、一日10冊の本を読む読書の達人です。

この本には、達人らしい名言が散りばめられています。

「本とは他人の考えを読むものだ」と思っている人が大半でしょう。でも実は本を読むことで何が読めるかといえば、自分自身なのです。

「本は自分の教養の程度をうつす鏡」であるとも。

確かに、ある本に太刀打ちできるか、まったく歯が立たないかで自分のレベルが顕わになってしまうことがありますね。

 

読書は脳にデータをダウンロードすることではない、ともいいます。

そういえば一時期、私は読書は自分へのインストールだ、と思っていた時期がありました。

小飼さんはむしろ読書は「indexing」に近い行為だといっています。

目次を作る行為。

 

今回のこの本を読むいちばんの目的は、アウトプットの方法を知ること。

ブログやTwitter、Facebookで本を読んだことを発信するのは、自分の意見を言うためのいいトレーニングになる、と小飼さんはいいます。

これから書評ブログをはじめようという人は、名文を書こうなどと思わずに、ただ淡々と事実を書けばいい。

コツは、気持ちを書かないこと。気持ちを書こうと思うから気恥ずかしくなる。

私はブログには自分の意見やらを入れ込まないといけない、と思っていて、それが苦痛になるときがたまにありました。

結局「おもしろい」くらいしか書けないのが情けなく思えて。

「抄録」を作るつもりでいいならば、楽になりそうです。

といいつつ、すでに事実ではなく感想を書いていますが。

 

小飼さんがこの本を通じて言い続けているのは「本にお金と時間をかけろ」ということです。

小飼さんのように速くは読めないけど、もっと読んで、書かないと年齢的にレベルは落ちるばかりですから、本にもっと財力をつぎ込みたい(余計なものを手に入れすぎて余裕がないけど)。