歩いてしか行けない新潟・赤湯温泉①(往路編)

下山家として著名なZABAさんとともに、赤湯温泉に行くことにしました。

「赤湯温泉」と検索すると、山形県の赤湯温泉が有名なようです。

赤湯温泉旅館協同組合公式
山形県南陽市赤湯温泉|赤湯温泉旅館協同組合公式 開湯920余年の温泉とワインの郷 山形県南陽市赤湯温泉|赤湯温泉旅館協同組合

今回私たちが向かうのは、新潟県湯沢町にある赤湯温泉です。

この温泉に入るためには、片道2時間の山道を歩かなければなりません。

まさに秘湯。

赤湯温泉のただ一軒の宿(山小屋)「山口館」に向かいます(電話で予約済)。

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車で早朝出発したわれわれは途中のコンビニエンスストアで酒などを買い込みました。

苗場プリンスの前をすり抜け、ドラゴンドラ乗り場を通過し未舗装の道を行きます。

出発地点の小日橋の前には、9時過ぎに到着。

すでに5台ほどの車が駐まっていました。

歩きやすい道をだらだらと上っていきます。

これなら楽勝だ、と苗場山の苦闘を経たわれわれは思ってしまいました。

しかし「棒沢橋」を渡ると、突然一気に山道となります。

きつい。

口数も減ります。

ZABAさんから葡萄をいただく。

うまい。

ぐいぐい登っていきます。

へこたれる。

鷹ノ巣峠までひたすら登ります。

途中、歩荷さんと出会いましたが、あとで宿の御主人だとわかりました。

鷹ノ巣峠までが登りであとは下りかと思っていたのですが、まだまだ登り。

「見返りの松」では携帯が通じます。

帰りにここでタクシーを呼べば、小日橋まで来てくれるシステム。

このあたりから今度は急激にぐいぐい下っていきます。

登りはつらいが、急な下りもつらい。

何度も転びました。

ひざもすりむきました。

なぜこんなに転ぶのか、自問自答しながら下ります。

問題は靴にあると、とりあえずの仮説を立てました。

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最後の最後は真っ逆さまに落ちていくような、急な下り坂です。

ほとんど滑りながら落ちていきました。

うううう。

脚ががくがくです。

宿に到着したのは、12時10分。

ちょうど3時間かかりました。

コースタイムが2時間ですので、われわれの脚力から考えて予想どおりでした。

ああ、つかれたー。

(つづきます)

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この記事を書いた人

m-betsuo(べつお)

やる気のない中年男性が、やる気を出そうとしています

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