猫にとってのリハビリ

三年近くの病気療養を経てこの9月からリハビリ出勤を始めたと、しつこいほど書いています。

すみません。

なんとか順調にメニューをこなし、あと数週間で完全復帰の予定です。

最初は午前中だけオフィス滞在。

そのうちランチタイムをはさんで午後二時まで。

出勤時間も少しずつ早くして、午後も三時まで。

というように、オフィスでの滞在時間を延ばしていくのです。

責任ある仕事はまだできないので、補助的なことをやっています。

昔やっていた仕事がなかなか思い出せません。

多くのことが変わってしまっていますが、大筋では変わっていないのに。

勘所がつかめないというところです。

三年もなにもしてなければしょうがない、と言い聞かせています。

焦らずに続けてみます。

 

三匹の猫を飼っています。

朝、夕、寝る前の三回にわけてごはんをあげています。

休む前は、仕事から帰ってから夕ごはんをあげていました。

しかし休んでいる最中は家にいるので、ぼんやりとソファに座っている私に対して猛烈にごはんをねだってくるのです。

ついそのねだりに負けて、今までの夕ごはんの時間よりも繰り上げて早くあげてしまう習慣になってしまいました。

そのうち、夕ごはんの時間がおやつの時間くらいになっていきました。

 

私のリハビリ出勤が始まったので、猫たちのごはんも「定時」に向かって徐々にもどり始めました。

私が帰ってくると、彼らは玄関で待ち構えています。

にゃにゃにゃにゃー。

遅いぞー。

早くしろー。

どうなってるんだー。

 

悪いねえ。

だけど、これもきみたちにとってのリハビリだから。

 

うるせー。

早くしろー。

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この記事を書いた人

m-betsuo(べつお)

やる気のない中年男性が、やる気を出そうとしています

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