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『夜長姫と耳男』を熱を出しながら読む

坂口安吾 最近ずっと短篇小説ばかり読んでいる。 しかも一人の作家の短篇集を読むのではなく、ひとつの短篇集のうちの一作品を読み、また別の短篇集の一作品を読む、というつまみ食いみたいなことをしている。 これはたとえば音楽家のアルバ...
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『静物』を読む

庄野潤三 高校生の頃は友だちのいない、いやなやつだったから(今もあまりいいやつとは思えないけど)、『現代国語便覧』といった現代国語(そんな教科は今も存在するのだろうか)の副読本に載っていた芥川賞歴代授賞作とか、近代文学年表に載っている...
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『ガラスの靴』を読んだ

安岡章太郎 村上春樹『若い読者のための短篇案内』で紹介されていた作品。 あらすじは同書で触れられていたけれども、作品を読んでみると、明晰な文体で書かれた切迫する内容に驚く。 夏休みという限られた時間内での「...
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『千年の祈り』を読んだ

イーユン・リー(篠森ゆりこ訳) 以前に著者については紹介した。 そのあと、ほんとうにじっくりこの短篇集を読み続けた。 小説の力を感じた。 そのうえ、自分の生き方のいい加減さが恥ずかしくなる。 登場してくる人...
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『茄子』はすごいよ

黒田硫黄 『セクシーボイスアンドロボ』の黒田硫黄の作品です。 正直言って、これも一回読んだだけでは歯が立ちません。 登場人物の顔が覚えられない、という問題ではなく、コマとコマとの展開が普通のマンガより飛んでいるのです。 ...
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『プラネテス』を読んで、仕事について考える

幸村誠 このマンガも友だちから借りていた本でした。 いちど2巻まで読んだのですが(全4巻)、途中で内容が分からなくなって、しばらく放り出してありました。 で、二度目に読んだら、ようやくすらすらと意味が分かりました。 ...
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『千年の祈り』を読み始める

『あまりもの』(短篇集『千年の祈り』所収)イーユン・リー 以前BS週刊ブックレビューで紹介されていた短篇小説集です。 今は短篇小説を読みたい(もしくはそれしか読めない)ので、角田光代が番組の中で紹介していたのを思い出して...
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『阿久正の話』を自分なりにきちんと読んでみる

長谷川四郎 『若い読者のための短編小説案内』の流れで、以前読めなかったこの小説を読みました。 年を取ったせいでしょうか、意外と読みやすい小説だったと思います。 ただし小説としてはかなり変な気がしますが。 阿久...
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『若い読者のための短編小説案内』を読んでもう一度短編小説たちを読もうとする

村上春樹 これも再読です。 気持ちがいまいち乗らないときは村上春樹を手にする、というのが私にとって落ち込みを乗り切る方法のひとつです。 講義(授業)をもとにした話し言葉の文体で書かれたこの本は、村上春樹の肉声に近く、安心し...
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『スプートニクの恋人』を久しぶりに読んでいろいろ考えました

村上春樹 *この記事はネタバレを含みます 久しぶりに読み返してみた。短いけど、悲しい話です。  ぼくはこの小さなギリシャの島で、昨日初めて会ったばかりの美しい年上の女性と二人で朝食をとっている。この女性はすみれを愛している。し...
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