先日、千葉市の朝日カルチャーセンターで高橋源一郎さんによる講座があったので、受講してきました。
タイトルは「平成の終わり、昭和の終わり」。
申込みはインターネットでクレジットカード払いで簡単にできました。
16時開始で15時40分くらいに到着。
こういう講座を受けるのは初めてなので、若干緊張して行きました。
部屋は教室形式(机はなくて椅子だけが置いてある)。
だいたい50名分くらいでしょうか。
一番前が空いていたので、陣取ってみました。
時間までipadで阪神牝馬Sを観ていたら、隣の女性に「この先生も競馬好きなんですよね」と話しかけられました。
三島賞の賞金100万円を日本ダービーでメジロアルダンの単勝にぶち込み2着に負けた話を、わかりやすくしてあげました。
16時高橋さん登場。
サングラスにレザーのジャケット。
かっこいいです。
マイクを持って話していたのですが、隣の(競馬の話をした)女性が「音が割れて聞きづらい」と高橋さんにおっしゃった。
「わかりました」と高橋さん。
「マイクなしで地声でやります」とのこと。
だって大学では地声だもん、とのこと。
すばらしい。
内容は、いろんな意味で書き起こしづらいです。
ピエール瀧のこと、元号のこと、高橋ヨシキさんのこと、今度の群像新人賞は(また)問題になりそうだとのこと、などなど。
NHKでは話せないな。
大学の自治とは?という話は気になりました。
大学の人事権は従来教授会にあったのに、学長に移ってしまったのだそうです。
その学長は政府の任命になるとのこと。
大学の自治なんてものはなくなってしまう、という話をされていました。
新聞をきちんと読まないほうが悪いのかもしれませんが、そういう話はあまり表に大きく出てきていない。
日本はどうなっちゃうのでしょう。
大学をやめた高橋さんは私塾を立ちあげるそうです。
期待したいですね。
高橋さんからのお知らせとしては『論語』の全訳を描いたものが出版されるそうです。
こちらも楽しみ。
講義終了後、会場で販売していた本にサインをもらえます。
『ゆっくりおやすみ、樹の下で』『非常時のことば』の二冊を購入し、サインと握手をいただきました。
ついでといってはなんですが、持参した『追憶の1989年』にもサインをいただいてしまいました。
その上記念写真も撮ってもらったり。
アイドルの握手会に行く気持ちが少し分かりました。