昨年からずうっと気になっている「化繊インシュレーション」。
今年の1月にも「化繊ジャケット」というタイトルで書きました。
いったいなんのことか。
インシュレーションとは「断熱材」のこと。
化学繊維の断熱材ということですが、つまりは登山などの際の防寒のために着用するジャケット類です。
化繊でないものの代表は、ダウンです。
ダウンはもちろん暖かいのですが、濡れると暖かさが失われます。
また、衣服内の湿度や温度がこもったままになって、オーバーヒートしてしまうこともあるそうです。
それに較べて、化繊インシュレーションは濡れたときや、湿度・温度の調整の点でダウンよりも優れているそうです。
ダウンにも「軽さ」というアドヴァンテージはあるのですが。
いろいろと偉そうに書いていますが、もちろん私は冬山登山を当分することはないでしょう。
それなのに、なぜ化繊インシュレーションが気になっているのでしょうか。
それは私が極度の暑がりで、汗かきだからです。
夏、汗をかいているのは人としてあたりまえ。
しかし、冬場にもかかわらず、着込みすぎて汗をかくということが私にはよくあります。
さらに、汗をかいている自分が恥ずかしくてなお汗をかく、という悪循環が待っていたりするわけです。
そんな事態を打開してくれそうなのが、化繊インシュレーションではないか、と勝手に決めつけているのです。
アークテリクスのAtom AR Hoodyは確かにかっこいいです。
しかし、こういう技術は日進月歩。
新しいものの方が快適に違いありません。
ノースフェイスの「ベントリックステクノロジー」というのがすごそうです。
「活動時に衣服内の水分を積極的に排出する」。
水分多めの私としては、ありがたい話です。
ベントリックス・フーディには三種類あって、基本となる「ベントリックスフーディ」、少し薄手で軽量化されている「ベントリックスハイブリッドフーディ」、そしてアウター志向の強い「WPBベントリックスフーディー」。
いろいろ考えたのですが、やはりアウターぽく着てみたいということでWPBベントリックスフーディーを選びました。
いつ買おうかなと思っていたら、9月9日、オンラインショップに突然ニューカラーが投入されました。
シックな色が増えて、街で着やすくなりました。
180㎝、75㎏だとたぶんLサイズでいいかなと思ったのですが、アウターとして着たいのであえてXLにしてみました。
届いたものを着てみたら、サイズはちょうどよかった。
Lだとインナーダウン的な使い方になると思います。
何よりも軽い!
これは楽ですねー。
快適に越冬できればいいですね。