現在「ベスト」という衣服を、私が子どもの頃は「チョッキ」と呼んだものでした。
しかし今チョッキといわれると「出張先から直接帰っていいの?」と喜んでしまいそうです。
それは「直帰」。
子どもの頃はよく、チョッキを着ていました。
母がまだ若い頃、手編みのチョッキを作ってくれました。
おそらくカーディガンやセーターだと、袖がすぐ痛んでしまうからでしょう。
あの頃の服をとっておけばよかったなあ、と今になって思います。
大人になってからはベストはほとんど着ていません。
いわゆる「三つ揃い」は買ったことがない。
近年になってダウンベストを少し着る程度。
しかしそれすら、着る機会が少ないですね。
冬の間の仕事着を何にするか。
毎年悩んでいるような気がしますが。
職場はたぶん暖房が入っても、寒い。
デスクワークの際ジャケットでは動きづらいので、私はカーディガンを愛用しています。
なんと言ってもカーディガンが好きなんです。
しかし職場にいるときはともかく、通勤時にはカーディガンって本当に必要だろうか?とも思えてきます。
アウトドアウェアを積極的に取り入れてアウターが充実してくると、カーディガンでは暑すぎる。
もちろんジャケットですら。
シャツだけでも充分なのでは。
しかし、シャツだけだとアウターを脱いだときに寒そうに見えてしまいます。
寒そうに見えない何かをシャツの上に着ていればいいのではないか。
そこでベスト。
いいんじゃないか、ベスト。
しかも、ニットのベスト。
これはすばらしい発見です。
そう思って調べてみると、あたりまえのようにニットのベストを着ているらしいのです。
知らなかった。
しかも、夏の間から。
へえ。
UNIQLOではベストは見たことなかったなあ、と思いつつオンラインショップを覗いてみました。
すると、オンラインショップ限定でエクストラファインメリノVネックベストが売られていました。
知らなかった。
よさげですので、とりあえず購入しておきました。
これで冬は安泰のはずです。