浦和競馬の馬券に手を出してみたが、大惨敗した。
私の中では南関東競馬は浦和、船橋、川崎、大井の順に難しい。
もちろん、どれも難しいのだが、あえての序列である。
大井は広い競馬場なので、中央競馬でのセオリーが転用できる場面がある。
正反対の浦和は狭くて直線が短いので、コツがなかなか掴めない。
単純に逃げ馬買っていればいい、というわけではなさそうだし。
そもそも馬券の「コツ」といっても、「勝てるコツ」ではなく「あまり負けないコツ」に過ぎない。
基本的に競馬は負けるものであり、いかにうまく負けるかがポイントだ、ということに今月気づいた。
遅い。
しかし競馬必勝法を編み出したときが、世界の秘密を解き明かすときなのだという思い込みを数十年持ち続けていて、それはまだ手放すことができない。
きっとその必勝法は、数学の公式みたいにシンプルなものなのだ、と思っている。
そして、それを解き明かす鍵は浦和競馬場にあるのかも。
あまりにも負けすぎて、しばらく近づけそうもないのだが。