ダービーデーとセーフティネット

友人のZABAさんが「バヌーシー」で一口馬主のようなものになっている「キタノコマンドール」号が、第85回日本ダービーに歩を進めました。

ダービーが開催される東京競馬場で見たかったのですが、指定席の前売り抽選に外れてしまいました。
席なしで現場に行くのは年齢的にもきついので、中山競馬場の「パークウインズ」に参戦することにしました。
「パークウィンズ」とは、競馬開催を行っていない競馬場での場外発売のことです。
「パプリックビューイング」みたいなもんだと思ってください。
無料で入場できますし、指定席も開催時より安く販売されています

例によってZABAさんに加え、ドライバーのTODOさんと私の三人で中山競馬場に赴きました。
朝9時前に行きましたが、すでに行列ができています。

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9時15分に開門となりました。
私たちは「キングシート」を確保しに地下に向かいます。
さすがにダービーデーだけに、長い行列。

しかし、なんとか確保できました。

初めて入りましたが広い。

一人1,000円です。

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競馬場の指定席に座っても、コースに馬がいないというのはなんとなく不思議です。
東京競馬場開催なのでマークシートの「東京」の欄にマークしなくてはいけないのですが、つい「中山」にマークしてしまいます。
変な習性。

お昼にはカツカレーを食べて、勝ちに行きます。

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ダービーでは、私は岩田騎手のグレイルを中心に馬券を買いました。
TODOさんは田辺騎手のジェネラーネウノ、ZABAさんはもちろんキタノコマンドールからです。
ちなみに私はキタノコマンドールはほぼ買わないことにしていました。

ZABAさん、すみません。

勝ったのは福永祐一騎手騎乗のワグネリアン。
今まで末脚勝負で勝ってきた馬を先行させて勝たせました。
私も二番手にワグネリアンをあげていただけにがっくり。

JRAホームページ

中山競馬場では競馬を開催していないにもかかわらず、福永騎手とワグネリアンに対して温かい拍手が浴びせられていました。
競馬ファンは知っています。
福永祐一が今までダービーをずっと勝てなかったことを。
そしてその父福永洋一が天才騎手と言われながらもダービーを勝てぬまま、落馬事故により引退を余儀なくされたことを。
スポーツにつまらないドラマをむりに当てはめるのはくだらないですが、たまにこういうことがあってもいい。
馬券は外しましたが、ダービーのあとはこんなふうに祝福したくなる気分になります。
不思議ですね。

ZABAさんの馬券です。

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TODOさんはこまめに馬券を当てていましたが、トータルでマイナスだったようです。
ZABAさんは歴史的大敗をしながら、最終レースの「目黒記念」で三連複23,330円を的中させ面目を守りました。
私はほぼ負け続け、競馬終了後不憫に思っていただいたのか、ZABAさんやTODOさんに少しごちそうになりました。
共同体のセーフティネットはまだ有効ですね。

結局、私は平成の30年間、ダービーの馬券を取ることができませんでした。
ダービーに勝つのはたいへんです。
福永騎手(または柴田善臣騎手)を見習い、いつかは勝てると信じつつ、今後もがんばっていきたいと決意する所存であります。