注意一生怪我一秒

自らの手で、いや膝でiPad Proを破壊したことは書いた。

原因はiPadを床に放置していたことと、自分の体力を過信して片足立ちでステテコを履こうとした行為。
いずれも完全に自分の不注意である。
よくよく考えてみると､自分の不注意で何度ひどい目に遭ってきたことか。

親ゆずりの不注意で小供の時から損ばかりしている。

思い出すと、自宅の立体駐車場に車庫入れするときドアミラーをたたむのを忘れ、バキッとへし折ったこと二回。
実家の駐車場から車を出す際に､ドアを思い切りこすったこと一回。
飲んだ翌日、ノートパソコンの画面がなぜか割れていたこと一回。
鉄棒で頭を打って､何針も縫ったこと。
自転車で転倒して、開放骨折となったこと。

これ以上、思い出したくないし、思い出しても書けやしないよ。
ドラマの記憶喪失の人みたいに、頭が痛くなります。

反省しないのかねえ、と自分でも思う。
よく知らない人は、私のことをなぜか落ち着いている人だと思ってしまうことが多いようだ。
落ち着いては、いない。
あまり何も考えていないのである。
そうはいっても、年齢を経て多少の知恵はついたはず。
最近はできるだけしっかり指さし確認して生きていたつもりだったのに、このざまである。

不注意により自分だけがひどい目に遭っているだけではなく、さらに周囲の人をひどい目に遭わせているのかも知れないと思うと、ぞっとする。

出家でもするか。
煩悩が多すぎる。