右手が震える〜パーキンソン戦記1

朝動けなくなり、仕事に行けなくなり、心療内科でうつ病と診断されて療養休暇に入ったのが2015年の11月でした。

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うつ状態からなかなか脱せられない2016年初頭、右手だけが時折震えることに気がつきました。

左手は決して震えることはありません。

右手も常に震えているわけではありません。

何もしていないときに突然震え出します。

基本的に家のなかにいて、特に緊張することがないのになぜだろう?

あ、緊張することが唯一あるとしたら、あいかわらず買っている競馬のゴール板前の攻防を見ているときですが。

心療内科の先生に話したところ、抗うつ剤の副作用ではないか?とのお返事。

そんなものなのかなあ?だけど両手が震えるならわかるけど右手だけってなんとなく不思議な気が。

そのうち、歩いているときに右足が引っかかってつまずくことも自覚しはじめました。

さすがにちょっと気になって「片手が震える」で検索するとどうもパーキンソン病が疑われる気がしてきました。

ネットを見ているとパーキンソン病には片足がひっかかるという症状もあるようです。

パーキンソン病といえばモハメド・アリやマイケル・J・フォックスを思い出します。

よくわからないけどあんなふうに動けなくなってしまうのだろうか。

なんか急に不安になってきました。

調べていくと、パーキンソン病については神経内科にかかるべし、ということがわかりました。

心療内科と神経内科、語感は似てますが違うんですね。

2016年の5月頃、近くの神経内科にかかってみました。

病院では問診と、尿と血液の検査をしました。

先生の診断ではパーキンソン病ではないだろう、とのことでした。

その手の震え方はパーキンソン病のそれではない、とおっしゃいます。

心療内科の先生の診断と同様に薬の副作用ではないか、とのことです。

とりあえずもう少し様子を見て、もっと悪化するようであればまた来て下さい、とのことでした。

特に薬も何も出ず終了です。

医者の判断にすこしは安心しました。

いつかはよくなるかなあ、って。

しかし、その後も震えや足の引っかかりは治らず、だけど医者から病気ではないと言われているのでそんなもんだろうと思いつつ、一方うつは治らず療養を続けていました。

今年の3月、あるきっかけで整形外科に行くことになったところ、怒濤の展開となっていったのです(大げさ)。

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この記事を書いた人

m-betsuo(べつお)

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