白ひげ危機一髪

私のすべての行為を象徴するように、ひげを剃ることについては迷走し続けてきた。

ひげが生え始めた中学生〜高校生の頃は、シックだかジレットのT字カミソリを使っていた。

父がそのタイプのものを使っていたからだ。

大学生になると、親がどこかでもらってきたフィリップスの電気カミソリを使った。

T字カミソリの、シェービングフォームを使って、アフターシェーブローションを塗って、みたいなことが面倒になったのだ。

フィリップスはブラウンの往復式と違って、回転式。

今はどうか分からないけど、当時のフィリップスはあまり剃れなかった。

肌にはやさしかったのかもしれないが。

 

就職して、ブラウンにした。

ブラウンといえば。

「今朝ひげ剃ってきましたか?」

「ええ、剃ってきましたよ」

「では、こちらで剃ってみてください」

ジジジジ(剃る音)

コンコンコン(ひげ剃りをテーブルに当てる音)

「えー、こんなに剃れてる」

というコマーシャルでおなじみ。

年を取るにつれてひげが太く濃くなっていくようだったので、フィリップスではそり残しが出るようになったのだ。

 

結構長い間ブラウンを愛用していた。

しかし、電気カミソリで同じところをぐりぐりと剃っていると赤くなってしまう。

意外と肌が弱いのだ。

 

ということでまたT字カミソリに戻った。

しかしやはり面倒になり、ブラウンより少し安いパナソニックの電気カミソリにした。

 

それにしても、電気カミソリもT字カミソリもどんどん刃の数が多くなっていく。

刃の数が多い方がそり味がいいのだろうか。

きっといいのだろう。

私には分からない。

しかし結局、電気でもT字でも刃の数によって商品を選んでしまう。

 

その後も電気カミソリとT字カミソリを往復しながら、現在に至っている。

現在は、T字カミソリの時代。

Sickの5枚刃「ハイドロ5」。

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しばらく仕事を休んでいて、あまり人と会うことがなかった。

そのせいもあってとても適当にひげを剃っていた。

その間に顔の皮が厚くなってしまったのか、石鹸やシェービングフォームやローション的なものをつけず、水で湿らせてT字カミソリで剃れる体質になってしまった。

T字カミソリもたぶん改良が進んだのである。

それにしても、楽といえば楽だが、ダンディズムからは遠ざかっている気がする。

 

本当はひげを少し伸ばしたい。

しかし残念なことにひげに白髪が交じってきてしまった。

微妙に白いのが交じったひげって、いまいちなんです(個人の感想っす)。

この記事を書いた人

m-betsuo(べつお)

やる気のない中年男性が、やる気を出そうとしています

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