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草いきれ
日中、気温が30度に近づきそうな中、自転車でいつもと違う道を走っていたら、歩道の真ん中が未舗装で、その部分だけ雑草が生い茂っている変な場所を通った。 舗装しないまでも、刈ればいいのに。 舗装されている部分はとても狭くて、子どもの背丈ほどに伸... -
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比喩
競馬が人生の比喩なのではない。人生が競馬の比喩なのだ。 寺山修司の名言をこのように記憶していたのだが、調べてみると正しくは次のとおりらしい。 だが、私は必ずしも「競馬は人生の比喩だ」とは思っていない。その逆に「人生が競馬の比喩だ」と思って... -
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ロックな人生には終止符を
傷だらけの顔でした。 https://madao-betsuo.com/iwannabenodrinker/ 鼻のてっぺんと唇の上と顎。 じくじくの傷なので、みっともなくてマスクをして生活してました。 しかし、一方で髪が伸びてぐるんぐるんして来てしまいました。 散髪に行かざるを得ませ... -
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自分という名の違和感
職場で私の隣の席に座っているのは、25歳くらいの男性。 たいへん仕事ができて、おだやかで、しかもいい男である。 非の打ち所がない。 こんな男に生まれたかったなあ、と毎日思う。 ただひとつだけ、気になることがある。 「自分」についてだ。 彼は言う... -
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『異邦人』としての私
カミュ『異邦人』の主人公のムルソーは、母親が死んだのに葬式では涙も見せませんでした。 その後、ムルソーは殺人事件を犯してしまいます。 母の死に対して悲しみの感情を表さなかったことから、裁判で冷酷な人間というレッテルを貼られ、彼は死刑判決を... -
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安倍首相から弁当を買う
ロープウェイを使うと、簡単に山頂近くまで行くことができるのだった。 ロープウェイを下りて、少しだけ歩いて山頂に着いた。 山頂は広場のようになっていて、いくつか出店が出ていた。 お腹が空いた。 もう時間も遅くなったせいか、多くの出店が売るもの... -
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原理主義者としての年末年始
年賀状を自分から出すのはやめてしまってから、10年近くになります。 届いたら返事は出します。 原理主義者としては来ても返事を出さないほうがいいのだと思いますが、穏健派というか中途半端な私は事前に印刷して準備をしています。 そして元日に届いたら... -
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Mの悲劇
その悲劇は深夜に起こった。 日曜日「m-betsuo」は私とともに千葉の低山ハイキングに出かけた。 ふだんなら戸棚の中で寝る「m-betsuo」だったが、疲れ果ててそのままリュックサックの中で寝てしまったのだった。 月曜の朝、起きると私は声にならな... -
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ゴルフのおわり
会社に入った頃は、誰も彼も彼女もがゴルフをやっていたものでした。 オフィスのゴルフコンペは、あんまり参加者が多いものだから二日に分けて半数ずつ参加したものだった。 無精な私ですら二ヶ月に一度くらいのペースでコースに出ていたものでした。 もち... -
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ダンス・ダンス・ダンス
ダンスブームらしいですね。 若者は、踊れるのは当たり前のようです。 体育の授業でもダンスが必修科目なのだそうです。 おそろしい。 小学生のときのフォークダンスですらきちんと踊れなかった。 運動会の行進のですら、右手と右足を同時に前に出していた...