職場復帰から1年、あるいはうなぎのように

昨年9月13日に2年11か月ぶりに職場復帰したのですから、もう一年経ちました。

https://madao-betsuo.com/rehabilitationworking1st/

早いですね。

2015年の秋に、うつ病と診断されて休み始め、投薬治療を続けました。

https://madao-betsuo.com/2015-11-02-174227/

しかしなかなか治らず。

しばらくしてパーキンソン病を患っていることが判明し、その治療を開始したらどんどん回復していった。

https://madao-betsuo.com/2017-10-01-073016/

そういう「物語」で考えていますが、ひょっとするとやはりメンタルだったのかもしれないし、両方だったのかもしれないし、何とも言えません。

両方の治療は継続しています。

 

自宅療養している間、ほとんど人と話すことのない日々が毎日続いていました。

だから最初は、職場で他の人がガヤガヤと話していたり、電話を受けている音声を聞くことすら苦痛でした。

しかし徐々に慣れていき、そのうち他の人ともふつうに話せるようになりました。

人と話せる、ということは何よりも自信になりました。

それを基礎に、徐々に仕事のやり方を思い出していくことができました。

 

それまで人に感謝するなんて表面上だけでした。

しかし、職場復帰からのプロセスにおいては、周りの方々に対して感謝しかありません。

どんな小さなことでもありがたく思えるようになったのは、病気で得たよいことでした。

現在、周囲の人たちがさまざまなことで苦労されているのを目の当たりにしています。

何らかのかたちでお返しできればと思うのですが、まず自分が崩れないようにしないといけません。

昔みたいにがちがちに防備して戦うのではなく、できるだけ柔軟な対応でするするっとうなぎのように生きていければなあ、と思っているのです。

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この記事を書いた人

m-betsuo(べつお)

やる気のない中年男性が、やる気を出そうとしています

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