普通の人なら二時間の道のりを三時間かけて、ようやく赤湯温泉山口館にたどり着きました。
いきなりこんなものが。
いったいこれは、なんだろう?
玄関で声をかけて、宿の方に案内されたのは別館。
山小屋ですが、個室になっています。
ハイシーズンではないせいか、二間ある部屋を二人で借りられました。
宿泊代金は一泊二食で8,500円。
今日は20人くらい宿泊があるということなので、混み合う前に風呂に。
川沿いの玉子の湯、内湯っぽい薬師湯と青湯の三つの露天風呂があります。
男性が日中は入れるのは玉子の湯と薬師湯。
先日の台風のせいで玉子の湯に川の水が入り込み、ぬるくなってしまっています。
少し雨も降ってきました。
寒いー。
しかたがないので、酒を飲むしかありません。
風呂から上がって、本館の広間でビールを飲みました。
本館の吹き抜けの様子。
さらに部屋に戻って、日本酒やら持ち込んだ焼酎を飲みます。
飲み過ぎて眠くなってしまいました。
宿の人に晩ごはんの時間だと呼ばれて目を覚ましました。
18時から本館の広間でそろっての食事。
寝ぼけていたためひどいピンボケ。
それでも、当然ビール。
20時からは混浴タイムとなりますが、そんな勇気もないので夕食後すぐ青湯に入ります。
ヘッドライトを持っていきましたが、消すと真っ暗。
何にもみえねえ。
他のお風呂よりは温度が高く、温まりました。
部屋にはランプの明かりが。
自家発電による電気が20時くらいまではついていましたが、それも消えるとランプの明かりのみ。
寝るしかありません。
翌日の朝食は6時から8時のあいだに好きな時間にとればいい。
早寝早起きのわれわれはもちろん、6時からいただきます。
河原を散策後、準備をして8時過ぎに出発。
来るときにきつかった下りを、当然今度は登らなくてはいけません。
気合を入れて行きましたが、登る方が少し楽でした。
帰りは10時30分に駐車場に到着したので、行きよりは30分短かったですね。
日帰りで温泉に入りに来る猛者もいるみたいですが、初老の私たちは泊まって正解でした。
山道にはきつい場所もありましたが、苗場山と比べるとずっと涼しかったし、負荷としてはちょうどよかったかも。
きちんとした登山の装備をして(スパッツ推奨)みなさんも、温泉入りにいらっしゃってください!
今年は11月3日の宿泊が最後だそうですよ。