「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が2018年7月29日から9月17日までの期間開催されています。
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。
(ホームページより)
2000年から始まり、7回目の開催です。
私、ZABAさん、TODOさんのいつものメンバーは2015年の前回、初めて巡りました。
それ以来、現代アートのとりこ。
というか、付随するスタンプラリーのとりこ。
「芸術祭」は点在する作品を巡ると、鑑賞券である「パスポート」にスタンプが押されていきます。
アートを見るのか、スタンプのために巡るのか、途中で分からなくなっていきます。
その後「茨城県北芸術祭」、「市原アートミックス」、「北アルプス国際芸術祭」も巡りました。
いつものように前の晩、越後湯沢のベースキャンプで計画を練ります。
今回は、まず十日町エリアを攻めることにしました。
若干飲み過ぎのため、出遅れました。
まずは最大拠点である越後妻有里山現代美術館(キナーレ)に向かいます。
インターネットで前売り券を買っておいたので、パスポートと引き換えます。
キナーレ内は土曜日ということもあって、なかなかの賑わい。
「羊の美容室」T357では実際に髪をカットしていただけます(私は3日前に散髪していたので断念)。
キナーレを離れて、「十日町産業文化発信館 いこて」T309へ。
まだ開いてなかったので入れず。
十日町駅前にある、日比野克彦さんの「喫茶TURN」T384に併設された、グッズなどを販売している店舗。
ハンカチを買いました。
これまで生きてきた中で、いちばんきついのではないかと思える坂を登ります。
汗をかいてたどり着いたのは「森ノウチ」T386 。
ありがたいことに、作品近くで軽食や飲み物などが売られています。
ドライバーのTODOさんはレモネード、あとのふたりはサングリアをいただいて一休み。
障害のあるアーティストによる「大地の恵み」T391 。
「音の塔」T295。早くも疲れてきました。
互いの口数も少なくなります。
日射しがきつくて、暑いのです。
私は日傘をさしていたのでまだましでしたが。
「あかくらん」T207。
スタンプ収集に集中し始めています。
「赤倉の学堂」T321は廃校・記憶系アート。
外にも展示がありますが、夕暮れに行くと少しこわいかもしれません。
今回、われわれのあいだで最も議論となった、ある意味最大の問題作「かまぼこフェイス」T139。
これって「アート」なんですか?
それともアートと認めないほうが了見が狭いのでしょうか。
分からん。
「十日町の木」T345。
アートの概念が揺さぶられて、もはやアート性が分からなくなってきました。
概念を揺さぶっているのだから「かまぼこフェイス」はアートなのかもしれない。
ヤギもいます。
ZABAさんがトマトを購入。
おいしかった。
「Classroom」T347
廃校系で記憶系。
廃校だと、想像力は過去に向かう感じで限定されてしまうのでしょうか。
「環の小屋・パラダイス 」T349。
微妙です。
そろそろお昼ごはんを食べたいのですが、あてにしていた食堂が売り切れで食べられませんでした。
直売所で買ったゆで卵でなんとかしのぎながら、午後の戦いに続きます。