姪が結婚しました。
めでたい。
さて、いまだに「姪」とか「甥」とか「従兄弟」とか、親戚関係を示す単語をぱっと言われてもぴんとこないところがあって困ります。
姪の結婚式の前に、結婚相手のお父様に急に自己紹介することになり、「新婦の母の兄です」とたどたどしく答えました。
伯父といえばよかったんだな、とあとで思いました。
いとこと病院に行く話が村上春樹『めくらやなぎと眠る女』。
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初出を文芸誌で読んだのですが、村上作品で親戚が出てくるのは初めてだと思ったから、少し驚きました。
継母の従兄弟を訪ねたり、姪が歯医者に行くのに付き合ったり、親父の通夜で叔父に絡まれるのはキリンジ『奴のシャツ』。
『めくらやなぎと眠る女』に似てるなあ、と思いながら聴いています。
すごく変な歌ですが。
さて、姪の結婚相手はとてもいい男のようで、よかった。
有能な若手調教師と同姓同名なので、若干親近感もあるのかもしれません。
お幸せに。