ニュースを見ていると「学校に行きたい」という子供ばかり出てくるが、学校が休みで嬉しい子供はかなりたくさんいるはず。
しかし「学校が休みで嬉しい」とインタビューで答えても、伝える側の意向により流れることはないでしょう。
少なくとも私が子供ならば、嬉しくてしょうがなかっただろうなあ。
思い出すと、学校には最低限しか行ってない。
ぎりぎり3分の2くらいの出席日数で、かろうじて進級し続けてきた。
おかげで、却って面倒なことがいろいろありました。
幼稚園の頃から、どうしてこんなところに行かなければならないのだろう、と自問自答しながら生きてきました。
学校にどうしても馴染めない自分は、楽しそうなクラスメートたちに僻んでいたのだ、と思います。
村上春樹が学校なんかろくなところじゃない、とどこかで書いていたのでほっとしました。
学校のどこが楽しいのか、わからないまま大人になってしまったけれど、そんなこと言ったら殺されてしまいそうな世の中でもある。
学校を卒業しても、今度は社会に馴染めず苦労して数十年になります。
やっと馴染めなくても勝手にやってればいいんだ、ということに気づき始めたのですが、とっても遅い。