右のポッケにゃ 夢がある
左のポッケにゃ チュウインガム
「東京キッド」(作詞:藤浦 洸)
外出時、ズボンのポケットに何を入れるか定位置を決めています。
右前 ハンカチと眼鏡ふき
左前 鍵
右後 財布
左後 iPhone
若い頃は、自分はきちんとした人間なので忘れ物なんかするはずがない、と思いこんでいました。
しかし、何度も何度も何度も失敗して、ようやく自分が抜けてる人だということに気づきました。
忘れ物をしないためにはどうすればいいか。
まだ世界に「切符」というものがあった時代がありました。
なぜか切符は、私のズボンのポケットの中で忽然と消失したものでした。
村上春樹さんもその問題に言及しています。
ああ、村上さんもいっしょなんだ、と喜んだ覚えがあります。
忘れ物や切符が消失する対策として、ポケットの定位置を決めていくようにしたのでした。
切符は必ず右前ポケットに入れることは徹底しました。
財布は右後。
鍵は左前。
ハンカチは持ったり持たなかったり(やばいですね)。
時代とともに携帯電話が現れて、定位置も少しずつシフトしていきました。
現状のシフトはかなり長くて、もう7年から8年になります。
iPhoneを持つまでは、携帯電話は確か左前ポケットに入れていたような気がします。
さて、手帳を携帯することになり、ポケットを明けなくてはならなくなりました。
とりあえず、こんな感じにシフトを組みました。
右前 ハンカチと眼鏡ふきと鍵
左前 iPhone
右後 財布
左後 手帳
非常に無理がある。
iPhoneが前ポケットに来るのは、何だかじゃまです。
右前もぎゅうぎゅうで、しかも車に乗ろうものな車のキーも加わるので、みにくくふくれあがってしまいます。
何かしら対策を考えなくてはいけません。
①シザーバッグ的なものを持つ(微妙)②クラッチバッグ的なものを持ち歩く(置き忘れそう)③収納がたくさんできる服を着る(会社には何を着ていく)④iPhoneを首からぶら下げる(うーん)⑤財布を首からぶら下げる(いやいや)⑥手帳を首からぶら下げる、などなどなど。
キャッシュレス時代を迎えるのですから、そもそも財布を持たないという手も考えられます。
どうせ財布にはお金なんか入っていないのです。
そもそもポケットにものなんか入れたらシルエットが崩れるので、入れるべきではない、と言われるかもしれません。
そんなこといわれてもねえ。
試行錯誤しつつ、ぼちぼちやってみます。
そもそも手帳携帯自体がいつまで続くのか、と不安もありますし。