仕事に復帰して、とりあえず昼休みはオフィスを出ることにしました。
以前はオフィスで出前のお弁当を食べて、机で寝てることが多かった。
弁当は安いしうまいのですが、しばらくは気分を切り替えるために外に出ようと思います。
ということで、先日は近くのドトールコーヒーで昼食をとりましたが、せまくて椅子も今ひとつでゆっくりづらい。
さてどうしよう、と思っていたら夢の中にスターバックスコーヒーのセイレーンが出てきて、「たまにはスターバックスにもコーヒー飲みに来てくださいね」というではありませんか。
確かにオフィスの近くにスターバックスはあるのです。
しかしスターバックスと言うと、私の中では「サブウェイ」とともにオーダーするのが難解なイメージが貼り付いています。
記憶にある限り、十年以上前に一度行ったっきり。
それ以来入ったことがありません。
そのときのことはまったく覚えていないけど、オーダーの際にやけどを負わせられた上に唐辛子入りのコーヒーを飲まされるような目に遭ったのに違いありません。
敷居高いー。
しかし、どんどん新しいことに挑戦して刺激を与えていかなくては。
今回訪れたのは、見るからにおしゃれなお店。
多くの面がガラス張りなのですが、そもそもどこから入ればいいかわからない。
ぐるっと回って裏口みたいな扉から入りました。
店内に入って分かりましたが、最初にスターバックスと認識した位置が入り口でした。
大きなガラス張りだったのでドアと認識できなかったという、雀並みの脳……
店内は広々として、お客さんも少なめ。
椅子やテーブルもいろいろな種類があってよりどりみどり。
静かだし、いい感じです。
まず、お昼ごはんとして「石窯フィローネ ハニーマスタードポーク」を取りました。
肉が入っていたので。
そして店員のおねえさんの前に立ちました。
緊張のドリンクオーダー。
念のため、事前にスタバ攻略サイト的なものを見てきました。
基本は「スターバックスラテ」で「トール」をオーダーするのがよさそう。
しかもミルクを「ブラベミルク」というものにするととてもおいしいらしい(無料)。
なので「ホットのスターバックスラテのトールをブラベミルクで」というセリフを覚えていきました。
おねえさんが「こちらは温めてよろしいですか」と石窯フィローネ ハニーマスタードポークの扱いについて訊いてきたので「はいぃ」と不審な返事。
しかしその瞬間、覚えてきたセリフが飛んでしまい「あと、スターバックスラテのトールください」としか言えませんでした。
するとおねえさんが「ホットですか?アイスですか?」とまた尋ねてくるではないですか。
ああああああああああ。
いうの忘れた。
ホットかアイスか、ショートかトールかグランデかということはきちんと言ってくださいね、とセイレーンにも言われたのに。
失態。
「ホ、ホットでお願いします」というと、おねえさんがにっこりと「かしこまりました」といってくれたのでほっとしました。
マグカップでいいですか?といわれたような気がしたので、虚脱状態の私は「はい」と返答。
右のカウンターでラテとフードを受け取り、ひとり掛けの席に座りました。
「石窯フィローネ ハニーマスタードポーク」は、とてもおいしい。
ドトールのミラノサンドよりもほんの少し、おいしいかもしれません。
ドトールの皆さんすみません。
コーヒーも確かにおいしいです。
石窯フィローネ ハニーマスタードポークを食べ終わったら、MacBookを広げてみました。
スタバでは必ずMacBookを広げてどや顔をしなくてはならない、という話を聞いていたので。
しかしなかなか無線LANに繋がらずその設定に追われ、どや顔をするどころか昼休みがなくなってきてしまいました。
書けたのはこの文章の一部だけ。
だけど、ずいぶん居心地はよかったなあ。
ハードルを自分であげすぎていたのですねー。
今度はもう少しリラックスして過ごします!