たまたま書店でみかけた、ちきりんさんの『「自分メディア」はこう作る!』をぺらぺらめくっていたら、「独自ドメインにこだわらない」という項目がありました。
たしかにビジネスをやっているなら、ドメインも重要でしょう。しかし個人が趣味で書いているブログにおいて、URLがそこまで信頼性に影響するとは思えません。広告のコントロールも、月々数百円の有料プランに入れば可能だし、しかもこれ以上、広告を増やしたいわけでもありません。
一方、独自ドメインを使用すると、ドメイン維持やサーバーのレンタル費用など、今より経費が高くなり、ソフトのアップグレードや新機能への対応、データバックアップなども、個人で行う必要がでてきます。ウェブやITの知識のない私にとって、それらは(心理的にも手間的にも)決して小さくない負担です。(p30)
ブログをいくつかの場所でやって来ました。
広告がいやだったのと、ネットの勉強にもなるかなとか思ったりして、2013年からはサーバーを借りてWordpressで書いたりしていた。
しかし、なんか最近はブログ書くのがめんどうだなあ、と思いつつ、いろいろ忙しいし、やることもたくさんあるからな、と自分にいいわけしてました。
実際書く量が激減していた。
今回ちきりんさんの文章読んで気づきました。
書くことを習慣化することが自分にとってブログの一番の目的だったのに、目的を見失っていたのです。
先日「須賀敦子の世界展」で、須賀さんが書いた手紙や原稿やメモやレジュメを見ましたが、書くこと=生きることとなっているのを目の当たりにしました。
書くことで、今にも耄碌しそうなじぶんに棹さしたい。
ということで、ちきりんさんの本を購入し、はてなでブログを始めることにしました。