3年近く会社を休んでいます。
当初、まったく身体が動かなくなり頭もぼんやり。
うつ病ということで薬を服用しながら自宅療養していました。
なかなかよくならず出口が見つからなかったのですが、ひょんなことからパーキンソン病でもあることが分かりました。
その後、うつ病の治療と並行して薬によるパーキンソン病の治療を始めたところ、うつの方が快復してきました。
純粋なうつ病(ってあるのかな)というよりは、パーキンソン病からくるうつだったのかもしれません。
パーキンソン病の薬を服用するまでは午前中全く使い物になりませんでしたが、現在は朝から走れるようになりました。
パーキンソン病による右手の震えとか右足の引きずりなどの症状も、緩和されています。
今年の春前からは職場復帰を念頭に置いて、運動したり、図書館に行って座リ続ける練習を続けてきました。
登山したり、山菜取ったり、アートに行ったりもしました。
休んでいる間に遊んでばかりでいい身分だな、という御批判もあろうかとは思いますが、楽しくないことはブログにはあまり書けなかったことを御理解ください。
さて、調子がだいぶ安定してきたので、8月に心療内科の医師や上司などとの面談をしました。
その結果今月中旬から「リハビリ出勤」をすることになりました。
何よりもまず面談の調整をするのがたいへんで、すでにリハビリっぽかったですけど。
リハビリ出勤はもちろん無給で、補助的な仕事をしながら通勤と職場に慣れていく、というものです。
最初のうちは二日に一度で数時間程度で、徐々に負荷をあげていきます。
およそ二ヶ月続けてから通常勤務に入る、というスケジュールです。
体力的にはおおよそ問題はなさそうです。
ただ、出勤の日が近づくにつれて徐々に緊張してきました。
新人のつもりでぼちぼちやっていくしかありません。
とりあえず散髪して、歯の点検をし、会社に着ていく服をクローゼットから引っ張り出して試着をしてみます。
大相撲では、横綱稀勢の里が8場所連続休場から「進退をかけて」秋場所に復帰するとのことです。
稀勢の里の休場が続くたび、なんとなく自分に重ね合わせてきました。
秋場所は今月9日が初日。
たまたまとはいえほぼ同時期、厳密に言うと私に数日先んじての復帰です。
私も今場所には「進退をかけて」います。
「ライバル」である稀勢の里さんに負けないようにがんばります。
稀勢の里関は、私のことなんか知るわけはありませんけど。
だけど、なんとか私の復帰までは勝ちっぱなしでいてほしいなあ。