さて、お告げにしたがい入手したのは、MicrosoftのSurface Pro 7。
届いて最初に行ったことは、Windows Home EditonからPro Editionへのアップグレードでした。
Home Editionで問題はたぶんないのですが、なんとなくProの方がかっこいい気がするという、ひどく浅はかな理由によります。
しかしアップグレードはあわててやる必要がなくて、ふつうに使用中のHome Editionから簡単にアップグレードはできるらしいです。
まったくもって、浅い。
ところで、設定過程でWindowsをいじっていると、昔の印象と較べて動作が軽快だなあ、と感じます。
職場のWindowsは、PC自体がかなり古いし負荷も相当かかっているせいもあり遅いのはあたりまえなのですが。
再起動までのスピードは、たぶんMacよりも早いと思われます。
タッチパッドだって、MacBookには勝てないものの、充分な感じ。
しばらく使わなくなった間に、立派になったなあ。
続いて、日本語入力関係の整備です。
IMEは、現在「ATOK Passport」に加入しているので、それを導入しました。
つぎに親指シフト。
Windowsの親指シフトといえば、以前は「やまぶき」というソフトが定番でした。
Windowsに手を出すにあたり、現代親指シフト事情を調査したところ、今は新しく「紅皿」というエミュレータが開発されていることはすでにチェックしてありました。
評判は上々。
無料で使わせていただくことができます。
さくっとダウンロード&インストール。
実に簡単。
すごくありがたいです。
しかもいわゆる「orzレイアウト」も選択肢にあります。
塩澤門下(私淑)の者としては、親指シフト=orzレイアウトなのでとっても助かります。
しかし実際に紅皿を使い始めてみると、若干問題がありました。
Google ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザに入力する際、「−」つまり「長音符」が入った言葉を入れるとうまく変換されないのです。
これは困ります。
職場でこのPCを使うとしたら、検索が用途のかなりの部分を占めます。
なんとかならないだろうか。
だましだまし使いつつ、「DvorakJ」を代わりに入れて、ATOKの設定を見直したり、時間をかけましたが好転しません。
しかしこの問題は「orzレイアウト」に設定しているときだけの問題で「NICOLA配列」にすれば発生しないことが分かってきました。
結局、どうしても解決策が分からず、作者の方のブログにコメントしたら、当日に対応していただきました。
迅速な対応、ありがとうございます!!
私はこういうプログラム的なことがまったく分からず、ただただ利用させていただくだけなので、本当に助かりました。
おかげで、Macとほぼ同じような入力環境が整いました。
一応の目標は、MacからWindowsに完全移行できるか、ということになるのでしょうか。
同じことが同じような労力でできるのであれば、OSにこだわる必要はありません。
ただ、今までAppleにつぎ込んできた資金を考えると、もやもやしてしまいますが。