夕暮れに弱い。
黄昏時。
誰そ彼。
車に乗っていて焼けた空を見ると、身体がほどけていってしまう感覚に陥る。
サッカーの「危険な時間帯」はキックオフ直後や得点直後を指すようだが、私にとっては夕方。
暮れきって、夜になれば正気に戻る。
どうしてこんなに夕方に弱いのか。
(仮説1)
小学校低学年の時に読んだマンガ。
西に太陽が沈もうとしているときに、東の空に太陽が浮かぶ。
と思ったら、それは地球に押し寄せてくるUFOだった。
こわくてこわくてたまらなかった。
そのせいか。
タイトルも作者も不明。
ほんとにあったマンガかどうかもわからない。
(仮説2)
夕暮れどきのいい歌があるから。
オフコース「たそがれ」
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さだまさし「夕凪」
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松任谷由実「丘の上の光」
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などなど。
これらの曲を聴いていると、やはり身体がばらばらになる感覚をもってしまう。
(仮説3)
夕方になると、眠くなるから。
そもそも夕方は昼と夜の境。
「逢魔時」「大禍時」というくらいだ。
危険なものは空間や時間の境にいる。
そして、人のこころに忍び込んでくる。
霊感はまったくないが、夕暮れに関してはそんな言い方も許容できる気がする。